平成16年度 豊中市政研究所セミナー                           

まちづくりの指標の作成を考える
〜わたしたちが暮らすまちを、わたしたちらしく、「評価」するために〜

「もっと住みよいまちにしていきたい」とは誰もがみな思うもの。          
専門家だけでなく、わたしたちの声をもっと活かした「ものさし」(指標)を作って、
まちを評価することでまちを知り、そして変えていけたら−。            
今回のセミナーでは、ふだん何となく感じている感覚を出し合い、みんなで   
その感覚を指標化することで、まちの「新たな可能性を」探ることを目指します。


日 時:2004年7月29日(木)18:30〜20:30     
場 所:中央公民館(曽根東町)4F 第1学習室      
内 容:研究報告「市民による政策評価指標の作り方」
報告者:伊丹 康二(豊中市政研究所 研究員)     
共 催:豊中市職員研修所

多数のご参加ありがとうございました。


■セミナー参加者 34 <質問1>セミナーをったきっかけ <質問2>セミナーの満足度
■アンケート回収数 20名  

回答者数

 

回答者数

■アンケート回収 58.8% 広報とよなか 1 満足 3
チラシ 6 だいたい満足 11
HP 0 どちらともいえない 2
知人の誘い 4 やや不満 0
その他※ 6 不満 0
無回答 3 無回答 4
合 計 20 合計 20

 ※研究からの案内毎日新聞記事
研究のML


皆様に、HP掲載の許可を得ていないため、
  当日のアンケート結果の概略だけですが紹介させていただきます。

1.本研究に対して 

■「まちづくり指標」を導く過程に対して

 導く過程が不明確で、その過程こそが問題である。等

 

■「まちづくり指標」の作成方法について

 提案された方法ではかなりの時間を要する、あるいは協働で取り組むことが大切である。等

 

■市民参加について

 参加する市民の選出方法や、「一般」の人の意見を取り入れることが課題である。等

 

■今後の展開として、

 まちづくり指標を作成する目的の明確化や、まちづくり指標を有効活用するシステム作成などを考えて行くと面白い。等

 

2.豊中市政研究所に対して

■研究所の立場として、

 「市民の研究機関として」「市民と市役所、市内の企業などとの「つなぎ役」として」「行政側の要望、市民側の意見など仲介する形で」研究してほしい。

 

■研究所の活動として、

 「もっと、ワークショップ、講演etcの回数を増やし市民に対して積極的に情報発信していってほしい。」

 

■研究所の存在意義について、

 「これからの時代、財政難だからこそ協働型の政策研究が必要であり、こういう機関を廃止した多くの自治体の愚をおかさないようにしていただきたい。」

 

等の意見を頂戴しました。

これらの御意見は、研究を評価するひとつの「指標」として、活用させていただきます。
アンケートに御協力いただきました皆様に感謝いたします。


以 上