TOYONAKA ビジョン22


第8号 2005年3月リリース

特集 地域コミュニティの構築



 今号の特集テーマは、「地域コミュニティ」。多様化するそのあり方を「住民の命を守り、こども達をはぐくむ」という観点からとらえ、「地域の教育力」をキーワードに、現場の苦悩や、新たな躍動を予感させる事例を紹介しています。  続いて、来年度から本格始動する行財政改革に向けての動きを取り上げた、トピックス「待ったなし!豊中改革」。さらに市内の小学生のまちへの夢を集めた「児童の夢プラン」の紹介、昨年開催のシンポジウム「こどもたちの声がきこえますか」の報告など、総勢17名の執筆者による、内容充実の機関誌です。


■特集:地域コミュニティの構築

こんな豊中つくりたい 〜児童の夢プラン〜

特集に際して 〜その意義と背景〜 豊中市政研究所 研究員 白岩正三

「21世紀のコミュニティ」 〜特集の基調提案に代えて〜 豊中市政研究所 理事長 大久保昌一
 第1部:地域の教育力を考える

学校現場から見た「家庭」と「地域」 豊中市立第十四中学校 校長 利根安彦

豊中の教育コミュニティ活動 豊中市教育委員会 理事 桑高喜秋

教育コミュニティづくりとは 大阪大学大学院人間科学研究科 助教授 渥美公秀

家庭が直面する苦悩 豊中市子育て支援センター「ほっぺ」 所長 長谷川真知子

地域の力で未来の宝を育てる 豊中市政研究所 理事 弘本由香里
 第2部:豊中地域活性化の担い手たち

公民分館がつなぐ人の絆 豊中市泉丘公民分館 副分館長 水谷徳子

ひがしまち街角広場の挑戦 ひがしまち街角広場 運営委員長 赤井直

人財が生み出すコミュニティ まちづくり協議会そね21の会 運営委員・交通部会長 上村正美

地域福祉時代到来と社会福祉協議会 (社福)豊中市社会福祉協議会 地域福祉係長 勝部麗子

出会いの場の提供をめざして NPO法人とよなか市民活動ネットきずな 代表理事 永田良昭
■トピックス:待ったなし!豊中改革

地方分権時代に生き残る 慶應義塾大学商学部 教授 跡田直澄

持続的・自律的な行財政ステムの構築に向けて
 変わろう、変えよう、とよなか
豊中市行財政再建対策室 室長補佐 野村淳一

「市民の声」をどう活かすか 豊中市政策推進部広報広聴課 広聴係長 長坂吉忠

真のパートナーシップ構築をめざして 豊中市人権文化部市民活動課 課長 田中逸郎

みんなで行うまちの評価を、みんなのまちづくりへ 豊中市政研究所 研究員 伊丹康二

改革時代に羽ばたく人材の育成 豊中市総務部職員研修所 所長 足立佐知子
■市政研究所の活動概要

基幹研究・受託事業の概要 豊中市政研究所 各研究員

KGRCと市政研究所との包括協定による地域研究・政策研究 関西学院大学総合政策学部 教授 加藤晃規

シンポジウム「こどもたちの声がきこえますか」 豊中市政研究所 研究員 土井博司