平成21(2009)年度 基礎研究報告 ■テーマ
基礎自治体の自律性に関する研究 U―豊中の自律に向けて―
■研究報告書 要旨
近年、地方分権が進展するにつれ、基礎自治体が「自律」的に政策を展開していくことが求められています。本研究では、基礎自治体の「自律」性について、中核市制度という都市制度に焦点を当てています。具体的には、中核市制度の変遷の確認、中核市へのヒアリングや自治体職員へのアンケート調査などを通じて、中核市を中心とした基礎自治体が抱える課題を明らかにしています。
■研究報告書 目次
序章 はじめに
第1章 自治体制度の変遷―中核市に焦点を当てて
第1節 中核市制度の概要
第2節 中核市制度の展開
第3節 中核市制度の展開過程の特徴
第2章 中核市の利点と課題
第1節 課題の整理
第2節 ヒアリング調査
第3節 まとめ
第3章 自治体職員の意識―アンケート調査結果の分析
第1節 職員意識調査結果の概観
第2節 自治体職員の意識と都市制度、部局の関係
第3節 本章のまとめ
第4章 おわりに
(城戸、玉井、善教)