平成28年度(2016年度)調査研究報告会

平成28年度に実施した3つの調査研究の成果について報告しました。


調査研究報告Ⅰ 公共データのあり方に関する調査研究

  報告者:
  大平晃子 とよなか都市創造研究所 主任研究員

市が保有する「公共データ」を今後の施策に有効活用するためには、どのような方策が求められるのか。庁内でのデータ共有や、オープンデータのあり方について検討したほか、平成27年度の基幹研究「総合計画等の見直しにかかる基礎調査」で実施した「まちづくりのための市民意識調査」の結果などを活用したデータ分析を行いました。
 本調査研究は職員公募によるグループ研究であり、職員の人材育成にもつながりました。

調査研究報告Ⅱ 南部地域の活性化に向けた調査研究Ⅰ

  報告者:
  比嘉康則 とよなか都市創造研究所 研究員

豊中市の南部地域は現在、市内でも顕著な人口減少と少子高齢化が進行しています。そのような地域の活性化を図るためには、どのような取り組みが求められるのか。既存の統計資料等の分析のほか、大阪音楽大学の学生や若い世代を対象とした質問紙調査の分析から、南部地域の活性化に向けた大まかな方向性について考察しました。


調査研究報告Ⅲ 豊中市の地域経済構造分析に関する調査研究

  報告者:
  熊本伸介 とよなか都市創造研究所 研究員

人口の減少などの社会環境の変化が豊中市の経済にどのような影響を与えるのかについて、本市の経済のモデルとデータから明らかにし、豊中市の主要な産業の可能性と課題について考察を行いました。また、大阪国際空港の経済波及効果など、豊中市にどのようなインパクトをもたらすかを調査研究しました。