市政研究セミナー
平成12年度

  豊中市政研究所では、調査研究の成果をもとに議論を深める場を持つため、市政研究セミナーを開催いたしました。
 当日は、研究員による昨年度の調査研究に関する報告のほか、調査研究の過程でアドバイスを受けた研究者の方にも解説・助言をお願いしました。


セミナー 廃棄物に関する意識・行動調査 −ライフスタイルの視点から−

平成13年11月13日(火)
報告者:村上 馨 研究員
助言者:野波 寛関西学院大学社会学部助教授 
     福岡雅子樺n域計画建築研究所 

 平成12年度調査研究の概要報告を行った後、両助言者からコメントをいただきました。続いて3グループに分かれ、意見交換を行いました。(写真)
 事前にごみ集積所に関するチェックシートの回答をお願いし、問題意識を持って臨んでもらったおかげで活発な意見交換がなされました。参加者はルール違反 のごみ(収集日や分別間違い、黒い袋、他所から持込まれるごみ)に対して個人的に意識を持っているものの、違反者へ注意を行うことやごみ減量・リサイクル 行動をすることについては行政に依存している印象を受けました。これは12年度調査結果に現れたアンケート回答者の特徴「ドライな近所づきあい、ごみ・環 境問題への意識はあるがあまり行動に結びついていない」と共通する部分があります。
 終了後のアンケートには「報告者と参加者が直接交流する意見交換の場を設けていた点が良かった」といった内容の意見が多くあり、市民と直接にやりとりをすることの重要性を改めて実感しました。

主催:豊中市政研究所・豊中市職員研修所