TOYONAKA ビジョン22


第13号 2010年3月リリース

特集 持続可能な地方自治―中長期的な仕組みづくり―

(A4判 74ページ)
   
今号の特集テーマは、「持続可能な地方自治―中長期的な仕組みづくり―」。
 本号は、自治体としての自主性・自立性を確保しながら持続発展していくための諸課題について、中長期的な仕組みづくりの視点を提供しようとしたものである。  また、トピックスでは、豊中市で実施されている支援・協働による地域づくりの活動について、それぞれの関係者3名の方にご寄稿いただいている。


■特集:持続可能な地方自治―中長期的な仕組みづくり―

自治の視点から見た「新しい公共」と地域公共人材の資格システム 龍谷大学 法学部 教授 富野暉一郎

地域資源:オンパク手法を活用した地域開発 立命館アジア太平洋大学大学院 アジア太平洋研究科 教授 三好皓一/NPO法人 ハットウ・オンパクプログラム・オフィサー 石丸久乃

持続可能な循環型社会 立命館大学 政策科学部 教授 小幡範雄

地方債改革と自治体―今後の市場による規律付けに向けて― 大阪市立大学大学院 法学研究科 准教授 砂原庸介

地方分権下の中核市制度―大津市の中核市移行より― 大津市総務部中核市推進室(2006.4〜2009.3) 室長 久保俊夫/参事 上野隆平/副参事 杉江正

持続可能な安全・安心のコミュニティについての考察―世界に広がる安全なまちづくり活動「セーフコミュニティ」を参考に― アジアセーフコミュニティ認証センター 公認コーディネータ 白石陽子

社会関係資本―その意義と、時と場所の問題― 日本学術振興会 特別研究員 埴淵知哉
■トピックスT:豊中市における地域での取り組み

協働事業提案制度1期生〜「しょうないREK」継続中 しょうないREK 代表 小池繁子

子ども科学教室でのボランティア活動「夢工房」 子ども科学教室ボランティア集団「夢工房」 主宰 吉田眞一

サウンドスクールの活動と今後の課題・展望 大阪音楽大学エクステンション事務部門 部門長補佐 コンサート・センター担当 岡昇
■トピックスU:平成21年度調査研究に向けて

地域活性化の新たな担い手づくりの挑戦―高校生の地域への参画に向けて― とよなか都市創造研究所 主任研究員 岩佐恭子

日本の都市制度―特例市・中核市の現状比較― とよなか都市創造研究所 研究員 城戸英樹

都市情報データベースの背景・用途・手段に関する一考察 とよなか都市創造研究所 研究員 村山徹