TOYONAKA ビジョン22


第10号 2007年3月リリース

特集 分権改革と自治


   
 今号の特集テーマは、「分権改革と自治」。
地方分権時代において、自治体の自主・自律性がますます求められつつあるなか、地域団体やNPOなど市民活動の広がりや民間企業などの公共部門への参入など、新たな公共のあり方も問われ始めています。そこで、市民、自治体を取り巻く環境が大きな転換期にある現在、市民生活の原点、自治体の原点である「自治」について今一度考えてみようと、企画・編集しました。これまでの自治、これからの自治について、学術的な話題、市民活動、行政現場の動きという3つの視点から寄稿や取材した内容を綴っている1冊です。
 また、トピックとして、この平成18年度に豊中市政研究所が設立10周年を迎えたことから、これまでの軌跡を振り返っています。


■特集:分権改革と自治
巻頭論文

分権改革の方向について 豊中市政研究所 理事長 大久保昌一
 特集記事

地方自治を問い直す 大阪市立大学大学院 法学研究科教授 阿部昌樹

地方分権時代の自治市民自治にむけて 大阪市立大学大学院 法学研究科助教授 北村亘

市民のまちづくり 活動する市民に聞く  

・豊中まつりの刷新と運営を通して 豊中まつり実行委員会 調整・監修 福本茂行

・とよなか未来会議に参加して感じた地域活動の課題 とよなか未来会議 市民メンバー/
地域教育会議連絡会代表 伴野多鶴子

・自治会の設立に取り組んで ロイヤルコート豊中 連合自治会 会長 山根義時

・市民の目から見た自治基本条例と検討委員会 豊中市自治基本条例 検討委員会 市民委員 菅原宏

自治基本条例の制定と市政の課題 豊中市政策推進部企画調整室 福田雅至, 玉富香代
■トピックス:市政研究所の10年

創立10周年を記念して 豊中市政研究所 理事長 大久保昌一

豊中市政研究所との連携による地域研究・政策研究の経緯と展望 関西学院大学 総合政策学部教授 加藤晃規

事務局の活動の中で 豊中市政研究所 元事務局長 平尾和

市行政から見る市政研究所とその活動  

豊中市政研究所10年の歩み  
■市政研究所の活動概要

基幹研究の概要  

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